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本当に信じていいのか、金持ちに関する行動や考え方の書籍

あまりに数が多いので具体的な本のタイトルは挙げようもありませんが、俺自身結構な冊数に目を通しました。先陣切ったのがどの本かはもはや検討つきません。ただ言えることは内容に振り幅がないということだけです。

とにかく、テレビで紹介されるような長財布のくだりから、靴の綺麗さ、早起き、自己投資などなど、タイトルを変えて新しく出版されても中身に進歩は無くなってきました。

ところが、そのようなことが周知になっても世の中に金持ちが増えたのかというとそうでもないと思います。そういった本の言葉に感化されて実際に行動した人はあまりいないと感じるからです。また、実際に行動したからと言っても金持ちになれるとは限りません。

多くの人は、アスリートは無理でも、アーティストは無理でも、サイエンティストは無理でも、なぜか金持ちにだけは心の何処かでなれるんじゃないかと期待してるんでしょうね。

置き換えてみてもわかると思うんですが、クリロナやイチローの練習メニューってそうそうこなせませんよね。アーティストくらい寝食を放って創作に集中できますか。科学どころか学校の勉強も嫌いとか言ってろくにしてなかったんじゃないんですかね。そういう神経でマネーだけはって、相当無理があると俺は思います。

一流の人の行動のそれぞれ一部をとって共通部分とし、実践することがまるで成功者への道であるかのように示されても、それを信じるって正気の沙汰ではありやせん。逆に言えば、エッジに立つ人はある種そういう狂気も必要なんでしょうけど、ずっと平々凡々に生きてきて、はい今日からって手のひら返すと大概こけるんですよね。

その人の根底にある原理原則、そこから発せられる一番末端に共通項が見えるだけです。確かに、一面的には末端の行動を見習う効果があるのかもしれません。やらないよりかは少なくとも、ダメな方へ転がるのを止めることができると思います。でもそれって、ダイエットで言えば食事制限くらいの意味ですからね。

運動する方向へドライブさせるための下準備で満足してたら効果でなくても当然。忘れものを取りに帰ってたらかかる時間は倍じゃないように、そっからどうするかの方が本にならないといけませんね。

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