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車のかっこよさはケツで決まるが、そのために重要なのはベルトラインである

ベルトラインというのは車を横から見たときのウィンドウ下部のラインです(ウエストラインと言ったりも)。


上の画像で白く囲ったあたりですね、ざっくり言えば。

これが尻上がりか尻下がりかを決めることになるわけですが、どうにも最近の車の傾向として尻上がりが多いと感じています。個人的な好みとして、テールは絞られてる方がかっこいい気がするんですよね。いまのところ。なのでCLAをはじめ、メルセデスの近々のモデルは尻下がりのスタイルが多くてとても評価が高いです。

しかし、単純な窓下ラインの引き方だけが尻下がりになるのかというと少し違うと思うのです。画像のマセラティは窓の後ろは上がってて、そのままケツ(尻上がり)のラインに続くのかと思いきや、そこからボディプレスでテールを落としにかかるという絶妙なデザインをしています。

一般的には高級車ほど尻下がりで、走ってる感が出るのは尻上がりと言われています。ただ、以前ほどデザインに自由度が取れなくなっているのも事実で、日本だと衝突安全を理由にウエスト、つまりドアの面積が窓に対して大きくなっています。古い車だったら窓枠にひじかけられたのに、今の車は肩より上に窓枠が来ています。

世田谷ベースで所さんがビートルやSLKでもこのことに触れていました。胴が分厚くってかっこ悪いと、だから窓下を別色でペイントしてイメージを変えようという話です。なるほどそういうのもアリかと。

しかしまあ、こういうのって口や文章で説明しても全部は伝わりにくいもので、実際に横から見てこれがかっこいいとしか言えないんですよね。メーカーサイドでもこれがかっこいいとして世に出してるかなんてわかんないですし、決を出す人間がセンスなかったらどうしようもありません。ワインみたいに不作の年みたいなのもなくはないです。

ただ違うのはその原因は自然ではなく人にあるというのがなんとも

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