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世界基準というレンジ

世界基準の働き方 海外勤務を拒み続けた私が超巨大グローバル企業の幹部になれた理由

ビジネス系の書籍は、一冊の中に一つでも感心するネタがあればいい方です。一応ブログで紹介してる本は何かしら取り上げるネタがあってのことが多いです。今回はスポンジでした。

使い古された例で言えば「スポンジのような吸収力」がスポンジネタの代表ですが、本書ではいかにそのスポンジを早く乾かすかという点に触れていました。なるほどなって感じです。

テクノロジーの進化とその速度感によって、都度求められる能力が目まぐるしく変化している中、吸収してばかりだとスポンジもビジョビジョになりますからね。スポンジをでかくするか、絞っては吸いしないといけないわけです。

とまあそう言われても実際の作業としてどうすることがいいのかって、なかなかわかんない気がするんですよね。学校で勉強したこととかは正味のところ自然乾燥的に失われてる一方で、理論として理解してることは常識のように普段の思考を縛っていますし。ある種の自慢話的な成功体験は時期的な面も割り引かないといけませんから、本当に普遍的か検証する期間は必要でしょうね。

あともう一つ、自分の市場価値について語られていて、そんなもんは20代30代で言うもんじゃないとありました。確かに、顕在化するのはその世代じゃないかもしれませんが、意識としてはないよりあった方がいいと思いますけどね。これほど個が強い時代に来てるわけですし。プレイヤーとしてやっていきたい人は特に。

逆に、組織の中でってなるとまた別なのかもしれませんけど。その辺も、スイスとかのヨーロッパとアメリカでは当然違って、日本もまた別で、どこまでスケールしたものかと考えてしまいますね、ぼくみたいな全然市場価値のない人からすると。
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