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中途半端に天邪鬼

勉強熱は十年に一度くらいで巡って、普段の知的好奇心が広範囲を攻めるとすれば、その時期は興味深いところを掘り下げる一点突破に近い形をとります。

ただ、ぼくみたいに地の開拓された脳領域が大したことないと、深く掘ったところに引き込まれがちな、ある種の偏りを持った学習をしてしまうわけです。

若い時分だと、早々に理系だとか言ってリソース割かない教科もあったりしたんですが、それでいざ大学でサイエンス系にいると、そこまでゴリゴリに理系でもないのかなあなんて思うときもあるんですね。

しかし所変われば、というかアカデミックから一歩離れれば大概各所で理系っぽいって言われてしまうんです。これを世では中途半端なんていいます。

最終的になんの専門でもなく、ふんわり知識だけが蓄積されて何したいんだろうってことになるんでしょうね。まあもうなってるというか、別にどうしてもやりたいとかないんですが、やりたいやりたくないなんて、掘り下げた向こう側にしかないと思うんです。

側から見てれば、よくそんなレベルでやりたいことなんて言うなぁと感じることも少なくないですけど、そういう人はそれが達成できることに価値があるわけです。価値観をゼロ調整すればリーチすべき幅はさして変わらないのかもしれません。物語の差とでもいいませうか。

同じステージで競争するのがエネルギー使うので、出来るだけ手間を取らず、アプローチで価値を出すみたいなのがどれくらい通用するのか知りませんが、天邪鬼とはそういうスタンスしかとれない生き物なのです
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