ジャケットをピークに下り坂

乃木坂文庫れかたん表紙はこの本でした。

ジャケ買いもジャケ買いなので中身への期待はほぼなかったわけですが、それを考慮してもさっぱりわからない話でした。

いじめがテーマなんでしょうかね。ただぼくはどこにも感情移入できるところがない感じで、フレーズ的に納得したところが数カ所あったくらいです。もはや厳密に何と書いてあったかは定かではないですけど、例えば人を形容するときに使う言葉とものを形容するときに使う言葉では同じ形容にならない的な、そんな話。

結末もさっぱりだし、なんと言うか一点から発散して適当なとこでカット入るみたいな。いうて賞も受けた作品だそうなので、いかに自分に読むセンスがないのかと思いますね。

どう読むと小説のなんたるかってわかるんでせう。人によるっていやあその通りとしても、やっぱ基本的な知識というかそういうのがないと理解できない部分ってあるわけですか。